フィリピンのコアインフレ、6月に4.4%へ加速 BSPは引き締め継続観測

AI マーケットサマリー
フィリピンのコアインフレは約3年ぶりの高水準近くまで加速し、総合CPIが鈍化する一方で、幅広い第二次波及的な物価上昇圧力を示唆した。アナリストはBSPによる追加利上げ(25〜50bpの可能性)をますます織り込み、賃上げ、インフラ主導の需要、エネルギーショックの再燃、エルニーニョに伴う食料供給の混乱による上振れリスクを指摘している。タカ派の政策バイアスは域内金利の上昇と金融環境の引き締まりを下支えし、新興国資産全般のリスク選好を圧迫している。
影響度
● 中
影響を受ける資産
NCCOGOLD2USD/USDT-1.35%
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▼ 弱気
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フィリピンの6月コアインフレ率は4.4%に加速し、約3年ぶりの高水準となった。中東戦争に伴うエネルギーショックの影響が波及し、物価上昇圧力が広がっているとの見方が出ている。市場では、BSP(フィリピン中央銀行)が8月の政策会合で25bpの追加利上げを行い、年内の引き締め幅が合計50bpに及ぶ可能性があるとの予想が多い。名目インフレが鈍化する一方、NCRの最低賃金引き上げやインフラ支出の持ち直し、強いエルニーニョのリスクが短中期の物価圧力を強めうる。