user-avatar
Forbes

イラン戦争でアジアの石炭火力回帰が加速、Ras LaffanのLNG供給10.2 mtpaが途絶

イラン戦争で損傷したカタールのRas Laffan液化天然ガス(LNG)施設が不可抗力を発動し、アジア向けLNG供給が約10.2 mtpa減少した。部分停止は夏の終わりまで、場合によってはそれ以降まで続く見通しで、アジアのLNGスポット価格は約3年ぶり高値近辺まで上昇している。Rystad Energyは、2026年に地域で35 mtpaのLNG供給不足が生じ、代替が難しいとしている。価格高騰と供給逼迫を背景に石炭火力の稼働が増え、5月の日本と韓国の石炭輸入は前年同月比でそれぞれ50%超、20%超のペースで増えている。