可可価格、供給不安の後退で上値重く
AI マーケットサマリー
ココア価格は3日続けて軟化している。コートジボワールの出荷データとICE在庫が2年ぶり高水準へ増加していることが、目先の供給懸念を和らげている一方、市場は需要の手掛かりとして第2四半期の粉砕量を待っている。しかし、中期的には、強いエルニーニョ発生リスクと、2026/27年の西アフリカ産作の早期調査が示唆する収量低下見込みに加え、StoneXが世界の余剰見通しを大幅に引き下げたことが下支え材料となっている。
影響度
● 中
影響を受ける資産
NCCOCOCOA2USD/USDT+4.34%
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● 中立
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米国の気候予測センターは強いエルニーニョ現象の形成を確認し、西アフリカで干ばつによる減産につながる可能性があるとした。コートジボワールの2026/27年産は、カカオ樹のシェレル形成が平均を下回るとの初期調査を受け、9月に始まるシーズンの生産量が1.8 MMTと見込まれ、2025/26年の約2.2 MMTから18%減少するとされている。StoneXは2026/27年の世界の可可の供給過剰見通しを149,000 MTへ大幅に下方修正した。一方でICEの可可在庫は2年ぶり高水準まで積み上がっており、足元の値動きは前段の上昇後の調整局面となっている。