米英、デジタル資産の工程表を公表 ステーブルコインのイノベーション促進へ

AI マーケットサマリー
米英共同のロードマップは、ステーブルコインおよびトークン化資産に関する規制協調の加速を示唆しており、市場の分断の縮小と国境を越えた資金調達の実現を目的としている。声明がカストディ基準、準備金の分別管理、消費者保護、ならびに保有者に対する破産時の優先順位に焦点を当てたことで、規制下におけるステーブルコインの発行および決済や資本市場での利用に関する明確性が高まる。短期的には、コンプライアンスの道筋が固まるにつれ、政策の見通し改善が主要暗号資産全般のリスク選好を下支えし得る。
影響度
● 中
影響を受ける資産
BTC/USDT+3.86%
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▲ 強気
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ChainCatcherがThe Blockの報道として伝えた。米国と英国は「大西洋横断・未来市場ワーキンググループ(Transatlantic Future Markets Working Group)」の共同声明を発表し、デジタル資産分野での連携を一段と深めた。声明では、規制下のステーブルコインが金融システムの効率性と競争力を高める可能性があると位置付けた。 同ワーキンググループは昨年設立され、二国間協力の強化と市場の分断(フラグメンテーション)の低減を目的とする。共同声明は、イングランド銀行、英国金融行為規制機構(FCA)、米商品先物取引委員会(CFTC)、米証券取引委員会(SEC)に対し、トークン化資産の取り扱い枠組みの整備を求めた。あわせてFCAとSECには、「国境を越えた資金調達を円滑化する選択肢の検討」を要請している。 また、ステーブルコインやトークン化預金などを巡る競争とイノベーションを後押しする方針を示し、カストディ、準備資産の分別管理、消費者保護といった基準の重要性を強調。さらに、破綻時にはステーブルコイン保有者の法的な優先弁済順位が明確になるよう求めた。 今回の声明は、米国のGENIUS Act成立から1年の節目に合わせたもの。連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は下院金融サービス委員会での公聴会で、「7月18日の期限に先立ち、規則が最終化されつつある」と述べた。