米新年度予算未成立でSECが資金空白、新規暗号資産ETFの審査停止
AI マーケットサマリー
米国連邦政府の予算失効によりSECは資金不足に陥り、新規の暗号資産ETF審査が停止している:S-1/N-1Aの効力発生および19b4の処理は実質的に停滞している一方、既存の現物商品(例:IBIT、FBTC)は通常の設定/償還を伴いながら取引が継続している。報道によれば90件超の申請が審査待ちとなっており、短期的な商品ローンチのタイムラインおよび関連するポジショニングが遅れる可能性があり、暗号資産にとって規制主導のカタリスト・パイプラインが引き締まる。
影響度
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ChainCatcherがHOGE Wireの情報として伝えたところによると、米連邦政府の2026会計年度は2026年10月1日に予算未成立のまま始まり、米証券取引委員会(SEC)が資金空白(funding lapse)の対象となった。この影響で、新規の暗号資産ETFに関する審査手続きが停止している。
資金空白期間中は、登録届出書を有効(effective)と宣言できず、SECからのコメントレターも発行されない。一方、すでに上場している商品は影響を受けず、ブラックロックのIBIT、フィデリティのFBTC、Grayscale関連商品は通常どおり取引可能で、設定・償還も継続されるという。
暗号資産ETFの上場には、取引所が提出するForm 19b4と、発行体が提出するForm S-1またはN-1Aの両輪が必要とされるが、資金空白下では両方の経路が止まっている。
記事は、SECが2025年9月17日に「コモディティ・トラスト株式」の汎用上場基準(generic listing standard)を承認した点にも触れている。適格商品は個別の19b4提出を省略でき、審査期間は最大で約240日から約75日へ短縮されるとされる。レバレッジ型、インバース型、アクティブ運用型、貸付、ステーキング型の商品はこのテンプレートの対象外。
10月に入った時点で90件超の申請が審査待ちのまま残っており、月初に期限を迎える案件もあったという。Nate Geraci氏はDecryptに対し、業界で"ETF Cryptober"と呼ばれる動きは当面いったん足踏みする可能性があるとしつつ、これは却下ではなく遅延だと説明した。
また記事によれば、2026年3月17日にはSECと米商品先物取引委員会(CFTC)が共同で、プロトコルのステーキングは証券の募集または販売には当たらないと明確化した。
ブラックロックのイーサリアム商品ETHBはナスダックに上場しており、手数料は0.25%。ステーキング報酬の82%は投資家に分配されるとしている。