伊最大手インテーザ、ブラックロック"IBIT"保有を94%圧縮 ステーキングETHは3倍超に

AI マーケットサマリー
インテーザ・サンパオロの13Fは、IBIT株式およびコールのエクスポージャーが大幅に減少し、これに加えてIBIT連動の新たなプットが設定された一方で、同社のステーキング型イーサリアムETFのポジションは3倍超に増加したことを示している。このリバランスは、6月の流出後に米国の現物ビットコインETFの資金フローが最近改善したにもかかわらず、ビットコインからイーサリアムETFへの顧客ローテーションが報じられている状況と呼応している。短期的には、見出しがBTCとETHの投資ビークル間におけるクロスアセットのポジショニング変化を増幅させる可能性がある。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.90%
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● ニュートラル
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イタリア最大の銀行グループ、インテーザ・サンパオロが第2四半期にブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)へのエクスポージャーを大幅に縮小した。ビットコイン関連の持ち高が変化する一方、ステーキングETHの保有は3倍超に増やしている。 最新のForm 13Fによると、6月30日時点のIBIT保有株数は40,723株で、3月31日の646,809株から93.7%減少した。併せて、同ファンドに関するコールの報告内容も大きく変化。保有コールに紐づく基礎株数は2,496,500株から18,000株へと99%以上落ち込んだ。一方で、IBIT換算で500,000株に相当する新たなプットポジションが6月30日の開示に登場している。 もっとも、これらの数値だけで同行がビットコインに対してネットで弱気に転じたと断定できるわけではない。iShares Staked Ethereum Trust ETFの保有は116,200株から349,600株へ増加。反対に、Bitwise Solana Staking ETFは2,817口から7口まで縮小した。 今回の提出は、インテーザ・サンパオロが2025年1月に初めてビットコインを直接購入してから1年以上が経過したタイミングとなる。同社は当時、約103万ドルで11BTCを購入。また2024年7月にはPolygonネットワークを用い、2,560万ドル規模のイタリア初のオンチェーン・デジタル債を引き受けた。その後、同年中に専用デスクを通じて、デジタル資産に連動するオプション、先物、現物ETFの提供を開始している。 こうした動きは、ブラックロックの顧客の一部でも同様のシフトが観測されている点で注目される。BSCNによれば、同社の顧客は先週、IBITを約6,000万ドル分売却した一方、現物イーサリアムETFの"ETHA"を2,000万ドル超購入したという。 一方で、米国の現物ビットコインETF市場全体では直近、資金フローが別の動きを示した。6月は月間の純流出が約45億ドルと過去最大を記録したものの、7月には1億7,240万ドルの純流入に転じた。資金流出が2カ月連続で続いた後の反転となり、BTC価格は月中にかけて再び6万4,000ドル近辺へ戻した。8月もこのセンチメントが続いているとみられ、現時点でさらに約1億7,000万ドルの資金を集めている。 ブラックロックのIBITは依然として主要ファンドの座を維持しており、上場以降の累計流入額は約610億ドルに達している。