イーサリアム"Glamsterdam"、Sepoliaでガス上限2億を検証へ—Prysm 7.2.1を緊急公開

AI マーケットサマリー
Ethereumの今後予定されているGlamsterdam Sepoliaテストでは、テストネットのブロックガス上限を約60Mから200Mへ引き上げる予定であり、バリデーターのハードウェアおよびクライアントの準備状況にとって重要なストレステストとなる。開発者は、バリデーターが新たな上限を自動的に採用できるようにするため、Prysm 7.2.1を急いでリリースした。クライアントのアップグレードが不一致であれば、テストの妥当性が損なわれる可能性がある。成功裏に実行されれば、より高いスループットと手数料圧力の低下に向けた道筋を支えることになるが、現時点ではテストネットのみに留まる。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
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● ニュートラル
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ME Newsによると、イーサリアムの次期大型アップグレード"Glamsterdam"をSepoliaテストネットで検証する予定を前に、開発者はバリデータクライアントにおけるブロック・ガス上限設定の不具合に対応するため、Prysmの最新版7.2.1を10月6日(UTC+8)に緊急リリースした。今回の検証では、Sepoliaのブロック・ガス上限を従来の約6,000万から2億へ引き上げ、バリデータが要件どおり2億ガスのブロックを自動生成できる状態を整える。 ガスはブロックが処理できる計算量の指標で、上限を引き上げると1ブロックに収容できる取引数やオンチェーン処理が増える一方、バリデータノードに求められるハードウェア負荷は高まる。Prysmはイーサリアムで広く利用される主要バリデータクライアントの一つ。従来版ではSepolia向け設定に2億ガスが含まれておらず、旧版のままでは手動で再設定しない限り、ガス上限6,000万のブロックを提案し続ける可能性があった。 月曜夜に公開されたPrysm 7.2.1では2億ガス設定が組み込まれ、アップグレードしたバリデータはGlamsterdam有効化と同時に新しいブロック容量へ自動移行する。テスト日程では、Glamsterdamは10月6日13:53:36(UTC)にSepoliaで有効化され、最新版Prysmを稼働するバリデータは2億ガス上限のブロック提案を開始する見通し。旧来の6,000万ガス上限のブロックが混在すると、高容量ブロック下でのネットワーク性能評価が難しくなるという。 今回の主眼は、従来デフォルトの3倍超となるブロック容量を、イーサリアムのバリデータが安定して処理できるかを観測する点にある。イーサリアムはブロック容量を段階的に拡大し、ノード運用コストや必要スペックが過度に跳ね上がらないかをテストで確認してきた。高いブロック容量を安定維持できれば、取引やステーブルコイン送金などの需要をより多く取り込め、ブロックスペース逼迫による手数料上昇が進む前に全体のスループット向上につながる。 なお、2億ガス設定はSepoliaテストネットに限られ、Glamsterdamはイーサリアム・メインネットでは未有効化。今回の結果は、将来的なメインネットでの適切なブロック容量を判断する材料になるとされる。(出所:BlockBeats)